新千歳空港デジタル航空博物館
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雪と戦う新千歳空港の冬

  • 夏はすがすがしい北海道も冬になると雪との戦いです。新千歳空港も冬の間に2m以上の雪がふり、その量は年々増える傾向にあります。しかし、冬の間も空港は休むわけにはいかないので、83台の除雪車両が24時間体制で除雪を行い安全な航空機の離着陸を守っています。平成8年度には109回だった除雪の回数も、12年度には258回と増えています。ここではそのきびしい冬の間に活躍するさまざまな除雪車両をご紹介しましょう。
  • スノースイーパー除雪車(自走式)

    高速で回転するブラシと強力送風機(ブロア)によって路面上の雪を掃き飛ばします。滑走路、誘導路、エプロン除雪の目標となる中心線出し作業等に使用します。

    ●最大除雪幅2.5m
    ●最大送風能力150m/s
    ●最高作業速度40km/h
    ●最大除雪能力300t/h

  • 高性能プラウ+高性能スイーパ

    高性能プラウに高性能スイーパを牽引させた新千歳空港専用の車両となっており、除雪幅6.5mを持ちます。10台横に並べることで滑走路全幅を一度に除雪することが可能です。

    ●高性能プラウ全幅6.5m
    ●高性能プラウ総排気量26.50ℓ
    ●高性能スイーパ全幅5.8m
    ●作業速度40km/h

  • 高性能ロータリ除雪車

    プラウやスイーパ除雪車によって集められた雪を滑走路の緑地等へ投雪する車両。最大投雪距離45mを誇る。国内に4台のみ存在し、3台が新千歳空港、1台が成田空港で活躍している。

    ●最大除雪能力3,100t/h
    ●除雪(機関)出力 800PS
    ●作業速度40km/h

  • 凍結防止剤散布車

    滑走路及び誘導路に発生した圧雪を溶かすために薬剤を散布する車両です。粒状と液状を混合で散布することができ、新千歳空港では航空機や周辺環境に影響の少ない薬剤を散布しています。

    ●ホッパー容量10m2
    ●散布量0~20g/m3
    ●散布幅3~20m
    ●作業速度50km/h

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